おクスリの紹介(抗うつ薬)

・三環系抗うつ薬

 アナフラニール錠10mg(画像上) (塩酸クロミプラミン)
 アナフラニール錠25mg
(画像下)

代表的な三環系抗鬱剤の一つで、セロトニンに対する作用が強いクスリ。抑うつ気分が強い人によく効くほか、不安や強迫症状のみられるうつ病にも効果があります。
主な副作用:口渇、眠気、便秘、めまい、尿が出にくい、動悸など。
1日50〜100mgを1回または2〜3回に分けて服用。最大225mgまで。
*個人的には効いてるのか、効いてないのかよくわからないクスリ。服用量が少なかったからかなぁ?

 トフラニール錠10mg(画像上) (塩酸イミプラミン)
 イミドール錠10mg(画像下) (塩酸イミプラミン)
  その他のゾロ薬:クリテミン

初代三環系抗鬱剤。抑うつ気分が強い人によく効きます。便秘や口渇などの副作用がありますが、切れ味がよいです。特にノルアドレナリンを増やす効果があるのが特徴です。
主な副作用:口渇、眠気、便秘、めまい、尿が出にくい、動悸など。
1日30〜200mgを数回に分けて服用。最大300mgまで。
*こいつも効いているのか、効いていないのかよくわからないクスリ。でも、三角形の錠剤ってカワイイ♪
(トフラニール)

 トリプタノール錠10mg(画像上) 
 トリプタノール錠25mg(画像下) (アミトリプチリン)
  
その他のゾロ薬:ミケトリン、ラントロン、アトリプタール、アミプタノール、アミプリン、ノーマルン、ミタプチリン、塩酸アミトリプチリン

憂鬱な気分を改善する薬です。抑鬱気分に加えて、不安やイライラが強くみられる人によく効きます。眠気が出ることがありますが、気持ちをやわらげる作用が強い効うつ薬です。
頭痛や神経痛など他の病気に応用されることがよくあります。
主な副作用:口渇、眠気、便秘、めまい、尿が出にくい、動悸など。
1日30〜150mgを数回に分けて服用。最大300mgまで。
*イライラを抑えて眠らせる・・・ということで就寝前処方されましたが、効果はなかったようで・・・。個人的にはこの水色の錠剤かわいくて好きなんだけど(笑)

 アモキサンカプセル10mg(画像上)
 アモキサンカプセル25mg
(画像下) 
(アモキサピン)

第二世代の三環系抗うつ薬です。抗コリン作用などによる副作用が軽減されています。効果の発現が早いほうです。ドーパミンにも働く抗うつ薬なので、抑うつ気分や意欲の減少に効果があるひか、強迫症状にも効きます。
うつ病のほか、パニック障害や過食症などにも応用されます。
主な副作用:口渇、眠気、便秘、めまい、尿が出にくい、動悸など。
1日25〜150mgを数回に分けて服用。最大300mgまで。
*アモキサンODし過ぎて気分悪くなった(^^;) OD向きではないらしい・・・(ぉぃ)

・非三環系抗うつ薬

 テトラミド錠10mg(画像上)
 
テトラミド錠30mg(画像下) (塩酸ミアンセリン)

第二世代の四環系抗うつ薬です。作用はやや劣りますが、抗コリン作用などによる副作用が軽減されています。効果の発現は早い方です。
不安やいらいらが目立つ人によく効き、眠れなくて困っている人にも効果があります。うつ病のほか、パニック障害や過食症にも応用されます。
主な副作用:副作用は少ない方ですが、口渇、眠気、便秘、めまい、尿が出にくい、動悸など。
1日30〜60mgを数回に分けて服用。また、1日1回に夕食後または就寝前に服用できる。
*すっごい短い間だけ処方されてたけど、眠気がすごかった。

 ルジオミール錠10mg(画像上)
 
ルジオミール錠25mg(画像下) (塩酸マプロチリン)
  
その他のゾロ薬:クロンモリン、ノイオミール、マプロミール

第二世代の四環系抗うつ薬です。作用はやや劣りますが、抗コリン作用などによる副作用が軽減されています。効果の発現は早い方です。
脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンの量を増やし、神経の働きをよくします。ノルアドレナリンの増加は「意欲」が高まることにつながると考えられています。
抑うつ気分が強く、不安やいらいらが目立つ人によく効きます。また、眠れなくて困っている人にも効果があります。うつ病のほか、パニック障害や過食症にも応用されます。
主な副作用:少ない方ですが、口渇、眠気、便秘、めまい、尿が出にくい、動悸など。

通常、1日30〜75mgを1回または数回に分けて服用。また、1日1回夕食後あるいは就寝前に服用できる。
 テシプール錠1mg (マレイン酸セチプチリン)
  
その他のゾロ薬:ビソプール

第二世代の四環系抗うつ薬です。作用はやや劣りますが、抗コリン作用などによる副作用が軽減されています。効果の発現は早い方です。
不安やいらいらが目立つ人によく効き、眠れなくて困っている人にも効果があります。うつ病のほか、パニック障害や過食症にも応用されます。
ノルアドレナリンという気分を高める脳内物質の働きを強めます。アセチルコリンの働きを抑える作用が弱いのが特徴です。
主な副作用:副作用は少ない方ですが、口渇、眠気、便秘、めまい、尿が出にくい、動悸など。
通常、1日3〜6mgを数回に分けて服用。
 レスリン錠25mg (塩酸トラゾドン)
 アンデプレ錠25mg (塩酸トラゾドン)
  
その他のゾロ薬:デジレル

精神賦活作用とともに、抗不安作用ももちあわせています。便秘や口渇などの抗コリン作用による副作用はほとんど起こりません。
抑うつ気分が強く、不安やいらいらが目立つ人によく効きます。また、眠れなくて困ってる人にも効果があります。うつ病やパニック障害、過食症などさまざまな心の不具合に応用されます。
主な副作用:口渇、眠気、便秘、めまい、立ちくらみ、尿が出にくい、ものが霞んで見える、動悸など。
通常、1日75〜200mgを数回に分けて服用。

・SSRI/SNRI

 デプロメール錠25mg(1段目)
 デプロメール錠50mg(2段目) (マレイン酸フルボキサミン)
 ルボックス錠25mg(3段目)
 ルボックス錠50mg(4段目) (マレイン酸フルボキサミン)

憂鬱な気分を和らげ、意欲を高めるお薬。鬱病や鬱状態、強迫性障害の治療に使用。モノアミン再取り込み阻害作用、脳内神経の化学伝達物質であるセロトニンの神経細胞内への再取り込みを抑え、遊離量を増やすことで神経の働きを活発にします。(SSRI)
セロトニンにしか働かないので、吐き気などの副作用が起こりますが、他の抗鬱剤と比べると副作用が少ないクスリです。
通常、1日50〜150mgを2回に分けて服用。
*錠剤は小さくて飲みやすいし、パッケージもカワイイので気に入ってはいるが、効果があるのかは実感できてない・・・。
(デプロメール)
 パキシル錠10mg(画像上)
 パキシル錠20mg(画像下) (塩酸バロキセチン水和物)

憂鬱な気分を和らげ、意欲を高めるお薬。鬱病や鬱状態、パニック障害の治療に使用。脳内の神経伝達物質であるセロトニンの量を増やし、神経の働きをよくします。
従来の抗鬱薬に比べ抗コリン作用が弱く、口渇、便秘、排尿困難などの副作用が少ない。1日1回の服用で良い効果を示す。(SSRI)
通常、1日1回夕食後、20〜40mgを経口服用する。
*うちの先生に言わせると「サイコーのおクスリ!!」フツーは最初に吐き気などの副作用が出るらしいが、私は何ともなかった。だから、今のところちゃんと飲んでるけど、効いてるのかしら?たしか、効いてる実感がするクスリが欲しいと言った時に処方されたハズだが・・・

 トレドミン錠15mg(画像上)
 
トレドミン錠25mg(画像下) (塩酸ミルナシプラン)

憂鬱な気分を和らげ、意欲を高めるお薬。鬱病や鬱状態の治療に使用。
気分が晴れず落ち込んだり、悲観的になったり、眠れない・・そんなこじれた心の症状に用い、脳の活動をよくして、気持ちが前向きになるのを助けます。また、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にする。(SNRI)
セロトニン系とノルアドレナリン系の神経にのみ選択的に働くのが特徴です。SSRIに見られる飲み始めの吐き気や嘔吐も少ないです。効果の発現が比較的早いとされています。従来の抗打つ薬と比べて、起立性低血圧が起こりにくい薬です。
SSRIよりも抗うつ作用が強く、三環系抗打つ薬と同じくらいの強さを持つクスリなので、軽度から中程度のうつ病によく効きます。
通常、1日50〜100mgを数回に分けて服用。
*とりあえず、副作用は出てないみたい。先生曰く、効いてきたという自覚症状は出にくく、周囲の人の方が効果に気付きやすいとか。

*今は、すごく合ってるみたい。でも、150mg/day飲んでるけど、いいのかな!?