”さーごん”の日常 | 初救急車、初点滴。

2005年05月19日

初救急車、初点滴。

車で急いで自宅に戻ると、すぐに救急車が来た。
さーごんは、ずっとあらぬ方向を見て、泣いている。
小雨が降ってきていたが、じぃじがさーごんを抱いて救急車へ。
私も続いて荷物を持って乗り込む。

ここで、じぃじは、後で行くから・・・と救急車を降りる。
私は、さーごんを支えながら、救急隊員の方の質問に答える。
痙攣してた時間、そのときの様子、今日一日の食事・水分量、排便の様子など・・・。自分でもわりと落ち着いて話せたと思う。
救急車の中で体温を測ったら、40.3℃も熱があったので、すぐに冷却材を使ってわきの下を冷やす。
そして、救急車出発。

救急隊員の方が、「お子さんと目が合いますか?」と問うので、何度もさーごんの顔をさすっては呼びかけるのだけど、斜め上の方を向いたっきりで、全く反応ナシ。
大丈夫か!?さーごん。。。
救急車の中でも泣き続けて、暴れたりするので、計器がすぐに取れてしまう。
一度抱っこもしてみたけれど、反応ないので、ストレッチャーに寝かせてても同じってことで、またストレッチャーへ。

約20分後、市民病院へ到着。
すぐに救急処置室に運ばれ、処置が行われる。
私は、受付をしてきて下さいと言われて、部屋を追い出されたので、受付をしにいく。
小児科にはかかったことないはずなので、初診です・・・と言うと、受付の人が「去年、皮膚科にかかっているようですが・・・」と言う。
すっかりテンパってて、忘れてた。去年、顎の荒れが酷くて皮膚科にかかっていたのだった。
しかし、探しても診察券見つからず。。。おかしいな~。
(これは、後で見つかったので、受付にまた出しにいきました・・・(恥))

待合室で待っていたら、じぃじとばぁばが到着。まだ処置中と告げると、一緒に待合室の椅子に腰を下ろす。
少しして、呼ばれたので、行ってみると、さーごんはもう泣き止んでいて普通の状態に戻っていた。
高い柵のベビーベッドに入れられ、足には点滴。うぅぅ、痛々しい。
この時点で、もう0:20くらい。さーごんも眠いのに眠れないのか、ぐずぐず言い出した。
柵をおろして、話をしたりしてたんだけど、どうしても抱っこして欲しいみたいなので、抱っこする。
あぁぁ、中途半端におろした柵がジャマで抱っこしにくい。柵をおろしたいけれど、片手ではムリなので、ガマンする。

抱っこしてたら、さーごんはすーすーと寝入ってしまった。寝てしまったので、ベッドに寝かせる。
私は、いろいろなことでいっぱいいっぱいで暑くなってしまったので、お茶を買いに行く。
まさか、さーごん用に持ってきたお茶を飲むワケにはいかないしねw
何度か、救急の先生が来て、様子を見にきたり、質問にきたりした。そして、熱性けいれんのついての説明書きみたいな紙ももらったので読んでおいた。

点滴が終わるまでに1時間。血液検査の結果が出るまでに2時間と言われ、しばらくぼぉーっとさーごんの傍らで過ごす。
最後に小児科のセンセーが来て、診察してくれたところ、風邪で熱が一気に上がってしまったためにけいれんが起きたのだと言う。これを繰り返すようなら、痙攣止めのクスリを飲まないといけないけど、大抵の子は一度で治まるらしいので、心配ないとのコト。ただ、風邪はひいているようなので、風邪薬出しておきますと。
最初は、明日の朝、また受診してくれ・・・とのコトだったが、明日来てもたぶん変わりないだろうから大丈夫ですと言われ、水分もたくさん取れているようなので・・・と点滴も途中で抜針することになった。

すぐに看護婦さんが来て、さーごんの足の固定を取ってくれた。そして、針を抜いて、止血。
「1~2分抑えておいてくださいね」と言われたので、押さえていたのだが、さーごんがまた抱っこをねだるので、一応、止まったかなというところで手を離して抱っこ。
気持ちよく寝てたところを小児科のセンセーに起こされたさーごんは大泣きで暴れる。
そしたら、止血が不十分だったのか、暴れたせいで血流がよくなってしまったのか、気付いたら足血まみれ(^^;)
すぐに看護婦さんを読んで、拭いてもらう。最後にガーゼを巻いてもらって、落ち着いたら帰ってもいいよとのこと。

さーごんを抱いて、荷物持って、救急外来を後にする。
さーごんは、ソッコーで看護婦さんにバイバイ(笑) そんなにイヤだったのだろうか!?
そして、じぃじに抱っこされて帰宅。
もう2時だった。みんな疲れ果て、そのまま寝る。
長い夜だった。

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